日韓東洋医学シンポジウム開催
6月24日(土)、大阪国際会議場において第6回日韓東洋医学シンポジウムが開催された。03年5月17日に第1回大会が開催されて以来6回目を迎えるこの会は、日本で開催される日本東洋医学会学術総会や、韓国で開催された国際東洋医学会などの会場で併催されている。日韓両国の伝統医学に携わる医療従事者らの臨床報告の場であり、情報交換の場でもある。
■「日韓の伝統医学教育」と「女性の漢方」をテーマに
司会を務めた吉冨誠氏は開会にあたり「今回は両国の伝統医学教育の現状を通して相互理解を促進することを目指している。さらにどのような考えで臨床を行っているのか、女性の漢方というテーマで具体的な症例や処方を提示して検討する」と会の目的を述べた。
韓国側代表団の団長を務めた安在圭氏(国際東洋医学会〈ISOM〉副会長、前韓医師協会会長)は、「この会の参加者には年長者も若い方もいる。若い人が参加することはとてもいいこと。年長者の努力や意志を継いで、漢方医学を国際化し、組織化して世界的なグローバルな医学に育てる役を」と述べるとともに開催に祝意を表した。
また広瀬滋之氏は、1980年に韓国に赴いた際、〈せっかく韓国だからシンポジウムをやろう〉という提案があって、そこで初めて発表した。その翌年、第2回国際東洋医学会の折に、名古屋地区と韓国の東洋医学会とで友好姉妹結成がなされて、10年ほどシンポジウムが継続開催されたが、しばらく途絶えた。その後安井、吉冨両氏の尽力があってこの会が盛り上がったことを嬉しく思っている。両国を互いに知り得る会となって、将来伝統医学を世界発信できるような会になることを期待している」と述べた。
また室賀昭三氏は、国際東洋医学会の会長に選任されたことを報告するとともに「微力ながら、東洋医学の発展のために尽くしたい」と挨拶した。【記事全文は本紙で】
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