編集/発行・漢方医薬新聞社 

 

2017年2月28日更新

  

「薬系漢方を推進」「薬局製剤を普及」
日本漢方交流会第49回全国学術大会福岡大会

 日本漢方交流会(木村孟淳会長)主催「第49回全国学術大会福岡大会」が2016年10月9日(日)、10日(月・祝)、「私と漢方」をテーマに九州大学医学部百年講堂(福岡市)で開催され、特別講演4題、会員発表、市民公開講座が行われた。福岡での開催は5回目。会長の木村氏、理事長の古本悟氏、大会委員長の三橋國英氏が開会挨拶に立ち、漢方の卒後教育を担う同会の活動に期待し、協力を呼びかけた。
 日本漢方交流会(会員数308名)は、薬剤師や登録販売者を中心とした「薬系漢方」を推進し、薬局製剤を普及すべく漢方医学を研鑽する全国組織。加盟研究会9団体は定期的に勉強会や研究会を開催している。
  会長の木村氏は、「大学教育に漢方医学が導入され、われわれも一段レベルを上げた活動が期待されている」と語り、卒後教育を担う同会の活動への意気込みを示した。同氏は今大会の特別講演の演者もつとめ、本草書の考証・復元に貢献した日本人を紹介。とくに『医心方』(984)については、同書中に引用される主な古典医書を列挙し、今日、誰もが読めるようになるまでの経緯に触れるなど、全容に迫った。
 特別講演では、三宅和久氏(三宅漢方医院)が、「すぐ役立つ店頭での問診」と題し、効率のいい問診の仕方を詳述。「キーワードから病態を予想すると、短時間で処方に至りやすい」として、寒熱、汗、痛み、耳目、睡眠、飲食と味覚、便尿(二便)、婦女の問診項目と選択処方を、実際の問診票に沿って示した。「方証相対の考え方が普及し、一般に『証が決まれば自動的に処方が決まる』と思われがちだが、ベストの方剤は唯一ではなく、第2、第3選択処方がある」と述べ、すべての弁証項目に複数の方剤を提示。「薬が効きやすい状況をつくることも重要」として、脾胃や気血を整える食事、運動、呼吸、精神の安定など、生活全般の指導法にも言及した。
 大戸茂弘氏(九大院)は、生体リズムを考慮した「時間治療」の最新研究を紹介した。体内時計の本体は、視神経が交差する視交叉上核に位置し、時間遺伝子により制御されているとのこと。同氏は、生体リズムの変容が、がん患者の延命に影響を及ぼすことや、薬の投薬時間を考慮することで喘息やリウマチ患者の薬効と副作用が変化することを実験で明らかにした。
 特別講演では、浅間宏志氏(ウチダ和漢薬)が、中国および日本における生 薬の現状を紹介した。「原料生薬は88%(中国 81%、他国7%、2012年)を海外から入手しており、他国の経済・社会情勢の変化やリスク回避などの対応策は喫緊の課題」と同氏。 日本産の生薬が12%あ ることも強調し、薬物(生薬)本草書の伝播や、徳川吉宗の薬種国産化政策など、国内の生薬栽培(採集)の歴史をひもといた。中国は強力な国策を展開しており、 中薬材安定供給と学術研究水準の向上、流通システムの確立を進めている。「農業従事者の減少、人件費の高騰、野生品の枯渇など課題も多く、互恵にもとづくビジネスパートナーとしての役割が求められている」と同氏。 講演では中医薬の国際標準化会議(ISO/TC249)の進捗状況も報告した。

(詳細は558号に掲載)


浅田宗伯生誕200年に学ぶ
東亜医学協会主催「第26回漢方治療研究会」

 東亜医学協会(花輪壽彦理事長、矢数圭堂会長)主催「第26回漢方治療研究会」が10月2日(日)、北里大学薬学部コンベンションホール(東京都港区)にて開催された。テーマ は「浅田家伯生誕200年に 学ぶ」。会頭は小田口浩氏(北里大学東洋医学総合研究所)、実行委員長は鈴木邦彦氏(同)がつとめた。
 特別講演は2題。山崎正寿氏(漢方京口門診療所、広島漢方研究会)は、浅田宗伯の治験例をひもときながら考察した。いわゆる「折衷派」(古方に後世方を折衷し、それぞれの長所を統合)とされる宗伯だが、山崎氏によると、膨大な著作や治験録の底流には、「傷寒・金匱」を基盤とした古方医学が読み取れるという。
 秋葉哲生氏(あきば伝統医学クリニック、『漢方の臨床』編集長)は、伝統的な漢方の処方分類として知られる「古方的用薬」「後世方的用薬」「経験中心的用薬」(長濱善夫著『東洋医学概説』1961刊)に照らしながら、湯液治療の治療原則を論じた。
 教育講演では、町泉寿郎氏(二松学舎大学)が「幕末明治の漢方医と漢学」をテーマに、尾台榕堂、浅田宗伯などの漢医の漢学の素養や、医家が残した漢詩文などを紹介。明治政府が漢方医学に与えた影響などの医史学的意義ついても考察した。
 指定講演2題のうち、 渡辺浩二氏(北里大学)は、 浅田宗伯が編集、按語を加えた医学全書『医学典 刑』の内容を紹介。 堀田広満氏(北里大学)は、浅田宗伯の『勿誤薬室方函』が出典の和方(日本古来の医薬方)を中心に調査した結果を示した。
 そのほか一般講演は13題。ランチョンセミナー(小太郎漢方製薬共催)は、小林裕美氏(こばやし皮膚科クリニック)が、「皮膚疾患の漢方治療——山本巌先生の教えより」と題して講演した。
 次回は2017年10月1日(日)、「コラッセ福島」(JR 福島駅3分)にて開催。テーマは「語り合おう臨床の醍醐味を」、会頭は三瀦忠道氏(福島県立 医大)がつとめる。

(詳細は558号に掲載)


一般財団法人「日本漢方医学教育振興財団」設立

 一般財団法人日本漢方医学教育振興財団(東京都千代田区内神田)が昨年12 月に設立され、今年4月から本格的に活動をスタートさせる。
 2月4日(土)に京王プラザホテルにおいて開催された記者発表会には、同財団幹部役員5氏(代表理事:加藤照和・ツムラ社長、評議員:佐藤達夫・東京有明医療大学学長、理事:高久史麿・日本医学会会長、北島政樹・国際医療福祉大学副理事長、伴信太郎・名古屋大学大学院教授)が登壇し、設立趣旨や活動方針などを説明した。
◆漢方医学教育を継続して推進できる環境を整備
 同財団の目的は「日本の伝統医学である漢方医学の普及、定着、発展を奨励し、医学教育関連事業を通じて、日本におけるこれからの『よき医療』を提供できる社会貢献活動に寄与する」だ。
 加藤氏は、「2001 年に文部科学省が公表した医学教育モデルコア・カリキュラムに『和漢薬を概説できる』、2011 年の改訂には『和漢薬(漢方薬)の特徴や使用の現状について概説できる』との教育目標が盛り込まれたことを踏まえ、われわれは、漢方医学教育が医学教育の中で衰退することなく継続して推進できる環境を整えるべく、KAMPO MEDICALSYMPOSIUM(KMS:ツムラ、日経メディカル開発共催)を17 年にわたり開催して情報を発信し、すべての大学医学部、医科大学での漢方医学教育が実現した。漢方の臨床研修や指導者育成の仕組みを有する大学も増えてきた」と紹介。「さらなるステップアップを図るための議論を一昨年ごろから重ねた結果、『一企業から独立した組織が必要』と結論。新たな財団の設立にいたった」と、設立の経緯を説明した。
 同財団の活動は、大学医学教育研究者に対する教育研究助成や、外部の組織団体との意見交換など。一企業では担うことのできない内容が盛り込まれている。加藤氏は「代表理事の責務を重く受け止めている」と語り、各方面に協力を呼びかけた。
◆目的は医療を通じた社会貢献活動
 北島氏は、「本意は社会貢献活動」と強調。同財団の重要活動項目として、①財団の存在の周知(大学や他団体、組織への周知と賛同)、②人材育成(医学教育研究者への研究助成)、③大学医学教育のニーズに即した研究支援活動、④成果発表、情報発信(シンポジウムの開催)、⑤関係団体、組織との意見交換、など5つを示した。
 KMS の座長を開催当初からつとめた佐藤氏は、「KMS は大学における漢方医学教育の内容、方法、講義時間などを討議する場として機能した。今後は行政の支援を得ながら、さらなる発展を目指したい」と語った。
◆教育にも目を向けて
 質疑応答では加藤氏が「他の製薬企業にも広く協力を求めていく。設立者は当社(ツムラ)代表の私と、当社役員OBの風間八左衛門」と説明。
 日本医学教育学会の監事をつとめる伴氏は、「一企業のプロモーションと直結していると、教育に組み込むことができない。漢方薬の効果や副作用に関するエビデンスの構築は確実に進展している。ぜひ教育にも目を向けてほしい」と呼びかけた。
◆医師、薬剤師のみならず、裾野を広げたい
 研究助成の金額やテーマなどはこれから決定していくとのこと。北島氏は「21世紀の医学、医療はチーム医療。医師だけでなく、薬剤師はもちろん、看護や介護の分野など、医療の多方面に裾野を広げたい」と語った。


(詳細は562号に掲載)


海外遺伝資源の研究利用への対応を
日本生薬学会第63回年会(富山)特別講演で

 日本生薬学会第63回年会が9月24日(土)、25日(日)の2日間、富山国際会議場(富山市)で開催され、767名が参加、盛会となった。実行委員長は小松かつ子氏(富山大・和漢研)がつとめた。
 特別講演は、生物多様性条約(CBS)「名古屋議定書」(NP)への批准を見据え、深見克哉氏(九大・有体物管理センター)が招聘された。
 大会長講演では、同学会会長の斎藤和季氏(千葉大院・薬、理研・環境資源科学研究センター)が、植物のゲノム研究のおもしろさを紹介。「逆遺伝学」で進化の過程に迫り、植物の多様な化合物の生成過程を解明するもので、たとえば甘草のクリチルリチンの生合成と相関する酵素遺伝子を発見した研究では、酵母でクリチルレチン酸の生産に成功した。甘草のゲノム配列には近縁種に相同性があるほか、川骨(スイレン科コウホネ、生薬「センコツ」)は、遠縁種でも相同性が見られるとのことで、「生育環境に存在していた『あるプレッシャー』により選択された進化の過程」が、遺伝子レベルでわかるという。
 シンポジウムは、合田幸広氏と杉本直樹氏(ともに国立衛研)が座長をつとめ、生薬の定量法「qNMR」(定量核磁気共鳴スペクトル測定法)の現況や応用について、両氏を含む5氏が講演。東田千尋氏(富山大・和漢研)が企画した生薬の薬理研究のアプローチの仕方に関するセッションでは、同氏を含む4氏が登壇した。
 川原信夫氏(医薬基盤健栄研・薬植セ)と芝野真樹雄氏(大阪薬大)が座長をつとめた薬用植物の登録農薬に関するセッションでは、除草剤に焦点をあて、4氏が講演した。
 各賞表彰式、一般講演(口頭57題、ポスター174題)ほか市民公開講座「江戸時代の和漢薬と人々の暮らし」も開催され、会場には多くの市民が集まった。
 次回年会は2017年9月9日(土)、10日(日)に東邦大学習志野キャンパス(千葉県船橋市)で開催。実行委員長は、小池一男氏(東邦大)がつとめる。

(詳細は557号に掲載)


「国民の健康と医療を担う漢方の将来ビジョン研究会」で
国の施策を後押し
日本東洋医学会/日本漢方生薬製剤協会共催

 日本東洋医学会(佐藤弘会長)と日本漢方生薬製剤協会(加藤照和会長)が「国民の健康と医療を担う漢方の将来ビジョン研究会」を立ち上げ、8月3日(水)にキックオフとなる第1回研究会が都内で聞かれた。
 テーマは「がん領域」。特別講演は康永秀生氏(東京大学教授)、一般講演は河野透氏(札幌東徳洲会病院)と上園保仁氏(国立がん研究センター)、座長は西田俊朗氏(国立がん研究センター中央病院病院長)がつとめた。
 昨年12月に厚生労働省が策定した「がん対策加速化プラン」における支持療法(がん治療にともなう副作用・合併症・後遺症に対する予防とケア)の具体策として、「栄養療法、リハビリテーション療法や漢方薬を用いた支持療法に関する研究を進める」が盛り込まれたほか、「原料生薬の調達先が特定の国に集中して安定供給に支障が生じないよう、薬用作物の国内栽培の推進に向けた取り組みや、薬用作物に関する支援研究を行う」と提言している。
 同研究会では、こうした国の施策に対応すべく、講演会と総合討論を重ねていく。
 研究会のメンバーは次の通り。▽会長 : 高久文麿(日本医学会会長)▽北島政樹(国際医療福祉大学副理事長)▽世話人 : 合田幸広(国立医薬品食品衛生研究所薬品部長)▽委員 : 山本信夫(日本薬剤師会会長)、白川修二(健康保険組合連合会会長)、佐藤弘(日本東洋医学会会長)、小松かつ子(富山大学教授、和漢医薬学会監事/前理事長)、袴塚高志(国立医薬品食品衛生研究所薬品部長、日本生薬学会理事)▽オブザーバー : 厚労省、農水省、文科省、 内閣官房、PMDA(医薬品医療機器総合機構)、AMED(日本医療研究開発機構)

(詳細は557号に掲載)


国内栽培推進に注力
医薬基盤・健康・栄養研究所
薬用植物資源研究センター

 7月12日(火)、つくば国際会議場(つくば市)で「薬用植物フォーラム2016」(国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所薬用植物資源研究センター主催)が開かれた。薬用植物の国内栽培が提唱され各地での推進に伴い、参加者が年々増加。今年は会場を大ホールに移し、330人あまりが参加し盛会となった。
 今回は7人の演者が登壇し、国内栽培のための基盤技術、植物由来健康食品の表示問題、実際の栽培状況や適地マップの構築、品質評価などについて報告した。
 川原信夫氏(医薬基盤・健康・栄養研究所薬用植物資源研究センター長)は、同センターが今年度からスタートさせたAMED(日本医療研究開発機構)の新規委託研究開発事業「薬用植物の国内栽培推進を指向した基盤技術及び創薬資源の開発研究」の概要と研究内容を概説。今年度から薬用植物の国内栽培を振興するための環境整備に特化した研究を開始した。
 池田秀子氏(日本健康食品規格協会理事長)は、2兆円市場といわれる植物由来健康食品の機能性表示と品質管理の現状および海外の法的規制について概説。規制改革実施計画および日本再興戦略(平成25年6月14日閣議決定)における新「機能性表示食品」制度では、事業者責任による機能性表示を容認し、国への事前の届け出と消費者庁HPへの公表を義務付けた。表示できる機能性成分は、「食薬区分を遵守し、作用機序が考察され、定量・定性確認が可能なもの」とされた。
 横井直人氏(秋田県農業試験場野菜・花き部主任研究員)は、秋田県における薬用植物栽培の現状と支援状況を紹介した。同県内の八峰町、美郷町は東京生薬協会(東京都小平市、藤井隆太会長)と連携協定を結び、甘草、桔梗などの試作を開始。現在は医薬基盤・健康・栄養研究所薬用植物資源研究センター(医薬基盤研)との3者連携協定により、薬用植物の栽培促進に取り組んでいる。仙北市、羽後町では、同時期に薬草生産組合が組織され、大手製薬会社が指導に入り、当帰、芍薬などの作付けを拡大。北秋田市では独活の加工を農業法人が請け負っているほか、藤里町では化粧品会社が自社製品向けの栽培研究を実施。鹿角市では電子会社が農業分野に事業拡大し、甘草を栽培している。
 井上聡氏(北海道農業研究センター生産環境研究領域上級研究員)は、「薬用植物は多年生で、試験栽培にも数年を要することから、試験期間を短縮するための適地探索技術が求められている」として、北海道における甘草の栽培地の適地マップを作成したとのこと。同氏は自身の専門分野である農業気象学の手法で甘草の「気象応答生育モデル」を作り、気象データから収量を推定。3年間の調査から、水はけのよさと積算気温の高さで、収量・クリチルリチン含量とも増えることを明らかにした。講演後は、会場から「近年は気象変動が激しい。長期的な継続調査が必要なのでは」との指摘があがるなど、期待が寄せられた。
 清水虎雄氏(東京生薬協会)は、平成26年度から薬用植物国内栽培支援を本格化させた同協会の取り組みを紹介した。横井直人氏が発表した秋田県内の自治体との連携協定ほか、新潟、福井、岐阜、大分などの栽培圃場の現況を紹介し、栽培農地の確保、稲作からの転作での土壌改良、後継者の確保、栽培指導者の育成、購入者の確保など、今後の課題に言及。「国産の生薬ができれば、製品の魅力は増す」と結んだ。
 朱妹氏(富山大学和漢医薬学総合研究所生薬資源科学分野)は、生薬の安定供給をめざし、人参類、芍薬、大黄、麻黄、刺五加、党参などの総合的な解析を行ってきた。今回は芍薬を例に、遺伝子型、成分組成、薬理作用に関する多様性解析の研究を紹介。中国では用途により使い分けられているものの、明確な区分規定が難しい白芍と赤芍のグループ形成を行い、栽培すべき品種の選抜に応用。「富山県ブランド芍薬」創出のための加工調整法の最適化に取り組んだ。「今後は品質の特徴を明らかにし、ブランド化を図っていく」と抱負を述べた。

(詳細は557号に掲載)


第33回和漢医薬学会学術大会
「和漢薬イノベーションの創生」
和漢薬の新しい価値を見出すために

 8月27日(土)、28日(日)の2日間、星薬科大学(東京都品川区)において開催される第33回和漢医薬学会学術大会の大会長をつとめる杉山清氏(星薬科大学副学長)に、大会の見どころをお話しいただいた。今回のテーマは「和漢薬のイノベーションの創生」。和漢薬研究の今後の方向性と活性化の方策を探索するのがねらいだ。
 杉山 「和漢薬の研究者たちはいま、今後の方向性を模索しています。私が和漢薬研究にかかわりはじめた35年ほど前には、漢方薬、和漢薬の研究は盛んで、世の中にも受け入れられていました。当時は西洋薬の副作用がクローズアップされ、病気の治療に役立てることのできる薬として、漢方薬に期待が寄せられたのです。昭和42年から漢方薬は保険収載されていましたから、世の中の流れとあいまってブームとなり、医学部も薬学部も和漢薬の研究に取り組みました。若い研究者もたくさんいて、学術大会は満場の状態でした。そうした勢いが消え、若い研究者も少なくなったいまの状況において、和漢薬を用いた医療や研究活動を活性化するにはどうしたらいいのか? これが今大会のテーマです。」
 「大学での漢方医学教育については、医学部は医師国家試験に漢方医学の設問がなく、薬学部も方剤の研究ではなく生薬学、つまり生薬個々の研究にとどまっています。薬剤師国家試験は、数年前からかろうじて方剤の設問が出題されるようになりました。いまは医師の9割が漢方薬を用いているといわれ、薬剤師が漢方薬の処方箋を手にする確率は非常に高いのに、学生たちは漢方の知識や理論をほとんど身につけずに学部を修了します。薬剤師たちは、資格取得後に現場で学ぶしかないのです。」
 「今大会では、シンポジウム『薬学部における漢方医学教育がめざすもの』をテーマに、全国74大学薬学部における漢方医学教育の現状調査や、臨床現場の薬剤師が求める漢方医学教育、何を教えるべきか、といった発表があります。薬剤師が漢方を勉強するきっかけにしていただきたいと考えており、活発に討論されることを期待しています。」
 「また『健康サポート薬局』や『かかりつけ薬剤師』の業務体制が整備され、基準を満たすためには日本薬剤師研修センターによる研修が必要となっています。今大会でも薬剤師の学ぶ機会を支援する形で取得単位を設定しています。」

(詳細は556号に掲載)


「安定確保」「品質確保」が重点課題
 日本漢方生薬製剤協会第34回定期総会

 日本漢方生薬製剤協会(「日漢協」、加藤照和会長、会員数66社)の第34回定期総会が5月17日(火)に都内で開催され、事業計画や予算などの各議案が承認された。今年度は日漢協5か年計画(中長期事業計画2012)の最終年度であり、「原料生薬の安定確保」と「原料生薬から最終製品までの品質確保」を重点課題に位置づけた。
 重点課題のうちの「原料生薬の安定確保」については、最大供給国の中国の関係組織との交流を軸に、国内栽培の振興施策も検討。「原料生薬から最終製品までの品質確保」については、日本のPIC/S(ピックス : 医薬品査察協定および医薬品査察協同スキーム)加盟に伴う審査(残留農薬、重金属、微生物など)に対応し、日漢協版GACP「薬用植物の栽培と採取、加工に関する手引き」の普及につとめるとのこと。

(詳細は555号に掲載)


進む各分野の研究
健康寿命に貢献を
第67回日本東洋医学会学術総会

 第67回日本東洋医学会学術総会が6月3日(金)から3日間、サンポートホール高松(高松市)など3か所で開催され、2509名が参集し盛会となった。テーマは「パラダイムの継承とその未来——多様な漢方に橋をかける」。閉会式では会頭をつとめた清水寛氏(東洋病院)が、「各分野の研究が進み、学ばせていただいた」と所感を述べ、「高齢者の疾患はますます増えることが予想され、ひとつの方剤でさまざまな症状に対応できる漢方医学をうまく活用し、健康寿命を延ばして医療費を抑制できれば」と語った。
 来年は6月2日(金)〜4日(日)の3日間、名古屋国際会議場(名古屋市)で開催。テーマは「漢方医学の確立——協調と発展に向かって」。会頭は金子幸夫氏(金子医院院長)がつとめる。

(詳細は555号に掲載)


ツムラ、中国で新規事業を展開

  ツムラ(加藤照和社長、東京都港区)が5月13日(金)に開催した決算説明会(2015年4月〜2016年3月期決算)では、先にプレス発表した中国における新規ビジネスについて加藤氏が解説した。
 同社では、上海市薬材有限公司(上海医薬集団股份有限公司の子会社)と合弁会社を設立し、中薬配合顆粒(「中薬配方顆粒」※単味生薬エキス顆粒)を中国市場で販売する。同公司は、上海津村製薬有限公司における15年来のパートナー企業で、今事業については、同公司から提案があったという。
 「中薬配方顆粒」は、近年、持ち運びのよさや、服用しやすさ、利便性、衛生面から、中国国内の医療機関や一般の間でニーズが高まっているとのこと。中国政府公表「2014年医薬工業経済分析」によると、2014年の「中薬配方顆粒」の市場規模は1200〜1300億円で、2010→2014年の平均伸長率は147%。「飲片」(刻み生薬)も122%と伸長している。
 今回の提携により、原料生薬の供給・調達の強化を図るとともに、同社からの技術支援を強化するほか、人参など重要生薬の共同研究や産地管理など、長期安定供給体制を構築する。

(詳細は555号に掲載)


第67回日本東洋医学会学術総会
「パラダイムの継承とその未来]
―多様な漢方に橋をかける―

 第67回日本東洋医学会学術総会が6月3日(金)から3日間、サンポートホール高松(高松市)など3か所で開催される。四国では初の大会だ。テーマは「パラダイムの継承とその未来―多様な漢方に橋をかける」。会期中は会頭講演、特別講演3題、招待講演3題、シンポジウム8題ほか、さまざまなセッションが執り行われる。今号では、会頭の清水寛氏(東洋病院理事長/徳島大学医学部臨床教授)に今回の見どころについてお話をいただいた。同氏は、「現在漢方は、さまざまな研究者や関係者から興味を持たれ、西洋医学との結合医療により、飛躍的に進化を遂げている。いまや世界的に浸透しつつある東洋医学の基本を研修し、新しい時代の医療体系の構築に寄与することが今学会の目標となっている」と語り、参加を呼びかけた。

(詳細は554増刊号に掲載)


人々の健康に寄与する伝統医学を構築を
第18回国際東洋医学会学術大会

 第18回国際東洋医学会学術大会(18th ICOM)が4月15日(金)から3日間、沖縄コンベンションセンター(那覇市)において開催され、参加者587名を集めて盛会となった。大会長は大野修嗣氏(大野クリニック)がつとめた。
 おもに韓国、台湾、日本が中心となって運営する国際東洋医学会(ISOM)の本部は韓国にあり、中田敬吾氏(聖光園細野診療所)が会長をつとめている。今大会は初日に「第1回日独合同シンポジウム―漢方&鍼灸」(The First Japan-Germany Joint Symposium on Kampo Medicine and Acupuncture)が同会場で開催され、国際色豊かな大会となった。

(詳細は553号に掲載)


「無門塾」今年度がスタート

  無門塾(田中まち子塾頭)が、今年度もスタートした。4月10日(日)に北里大学薬学部で開かれた第1回講義は、田畑隆一郎氏(たばた関本薬局)、蓮村幸兌氏(三考塾)、姜東孝氏(栃本天海堂)が特別講義を行った。
 同会は田畑氏が1978年に主宰した「漢進会」を源流として、今日まで引き継がれている。「傷寒・金匱」と生薬の気味をどっぷり学ぶ日本漢方の勉強会だ。 
 今年度から、秋葉哲生氏(あきば伝統医学クリニック)が顧問として加わる。

(詳細は553号に掲載)


「薬都とやま」で温故知新を具現
日本生薬学会第63回年会(富山大会)

◆講演申込み、事前参加登録を受付中
 日本生薬学会第63回年会が9月24日(土)・25日(日)の2日間、富山国際会議場(富山市)において開催される。年会会長は小松かつ子氏(富山大)がつとめる。
 富山での開催は、今回で3回目。小松氏は、「薬都とやまで温故知新を具現する」として、研究成果の発表と討論に期待し、参加を呼びかけている。
 現在、講演申込み(6月17日(金)23時59分締切)、ならびに参加予約(8月5日(金)23時59分)をHP上で受付中。

▼日本生薬学会第63回年会(富山大会)ウェブサイト
http://jsp2016.jp/

(553号に掲載)


「次世代の薬学」着々と
日本薬学会第136年会

 3月27日(日)〜29日(火)の3日間、日本薬学会第136年会(組織委員長 : 伊藤智夫・北里大学薬学部長)がパシフィコ横浜で開催され、約1万人が参集した。テーマは「次世代の薬学への羅針盤〜新しい薬学への出帆」。前日の26日(土)には、中高生向け市民講座が企画され、「What is 薬学?」をテーマに黒田照夫氏(岡山大)が講演。参加した中高生は、大村智氏(北里大)のノーベル賞受賞記念講演(最終日29日(火))への無料招待ほか、機器展示会場への入場がフリーに。主催者らは「若年層を薬学に取り込む」と期待した。
 シンポジウムは「東京オリンピック・パラリンピック2020に向けた薬局・薬剤師と外国人患者のコミュニケーション」「薬学教育学のスタートアップ」など一般67題と大学院生5題、国際創薬シンポジウム1題など。
 和漢薬関連では、「和漢薬の科学基盤」をテーマにオーガナイザーを小松かつ子氏(富山大)と稲垣直樹氏(岐阜薬大)がつとめ、5人が講演した。
 受賞講演では、薬学会賞4名をはじめとする計23名が登壇。東田千尋氏(富山大)がアルツハイマー病に対する山薬の作用などの研究で学術振興賞を受賞し、「神経変性疾患の新しい治療戦略に関する研究」と題して講演した。
 最終日の大村智氏(北里大学特別栄誉教授)によるノーベル賞受賞記念特別講演は、会場となったメインホール(A会場)はじめ、同時上映したサテライト会場(B〜E会場)すべてが満席となった。演題は「微生物創薬と国際貢献」。400種におよぶ微生物由来化合物の発見や、抗生物質イベルメクチンの開発の経緯、企業との連携で研究費を捻出したこと、オンコセルカ症患者への医薬品の無償供与を可能にしたこと、西アフリカ諸国の人々の健康と労働力の回復に貢献できたこと、イベルメクチンの特許料で440床の総合病院(北里大学メディカルセンター、埼玉県北本市)を創建したことなどを紹介した。

(552号に掲載)


——漢方医学教育——
「臨床実習」の現状と課題
KAMPO MEDICAL SYMPOSIUM 2016

 2月6日(木)に京王プラザホテル東京(新宿区)で開催されたKAMPO MEDICAL SYMPOSIUM 2016(カンポウ・メディカル・シンポジウム2016)は「大学卒前教育から卒後教育までの一貫性ある漢方医学教育を目指して」をテーマに毎年開催。今年も多数の医師らが参集した。
 漢方医学教育をテーマに16回目を迎えた今回は「臨床実習」にスポットをあて、基調講演(1題)を皮切りに、5人のシンポジストによる講演と総合討論が行われた。教育講演には、文部科学省と厚生労働省からそれぞれ1演者が登壇した。
 開催挨拶に立った加藤照和氏(ツムラ社長)は、「2004年度にはすべての医学部・医科大学において漢方医学教育が実施されるようになり、現在はほとんどの大学の講義は8コマ以上、漢方外来も設置されるようになった」と、年ごとの定着を紹介。一方で「臨床実習は80校中42校と、さらなる充実が望まれる」と加藤氏。「指導者の育成など、本シンポジウムが課題解決のきっかけになれば」と期待を寄せた。

(552号に掲載)


六君子湯のグレリンシグナル増強作用が長寿遺伝子を活性化

 2月2日(火)、六君子湯に関する基礎研究の論文が『Molecular Psychiatry』誌(Nature Publishing Group)に掲載され、英シュプリンガー・ネイチャー社がプレスリリースした。
 タイトルは「グレリンシグナリングの増強は、サーチュイン1の活性化により加齢モデルマウスの寿命を延長する」。六君子湯グレリンプロジェクト(乾明夫代表・鹿児島大学大学院心身内科学分野)のメンバーが中心となって執筆した。
 乾氏らの論文では、グレリンのシグナル伝達が、老化に伴う臓器症状の改善、または発症遅延、臓器保護などに関与していることを3系統の加齢モデルマウスで確認。長寿遺伝子と呼ばれるサーチュイン1(SIRT1)の活性化が認められ、六君子湯が健康寿命に寄与する可能性が示唆されたという。
 2月10日(水)に都内で開かれた記者会見では、乾氏が研究内容を講演。質疑応答には、武田宏司(北海道大学大学院薬学研究院臨床病態解析学教授)、上園保仁(国立がん研究センター研究所がん患者病態生理研究分野長)、高崎隆次(ツムラ常務執行役員)、藤塚直樹(同社製品戦略本部、同社研究所生体機能研究所消化器グループ長)各氏も加わった。
 乾氏らは、カロリー制限の状態(腹八分)が老化や身体機能の低下、病気の発症を遅らせることに着目。グレリンは空腹に応じて胃から分泌され、エネルギー代謝を管理することから、「グレリンが老化関連疾患からの保護を担っている」と仮定し、①klotho(クロトー)遺伝子欠損マウス、②老化促進モデルマウスSAM P8、③正常加齢ICRマウス——の3系統の老化モデルマウスを用いて生理的メカニズムを解析したという。
 実験では、①のマウスにグレリンそのものを投与しても延命しないが、六君子湯ならびにアトラクチロジン(六君子湯の構成生薬「蒼朮」の成分)を投与すると有意に延命した。
 ②のSAM P8に六君子湯を投与すると有意に延命し、通常老化マウスSAM R1(コントロール群)と同等だったほか、活動量が増え、概日リズムが改善した。
 ③のマウスは、ヒトの還暦程度のポピュラーな老化モデルとのこと。六君子湯投与群に有意な延命や、死因(肺がん、肝がん)における有意差は認められなかったが、心筋繊維巣状萎縮を有意に改善していた。活性化ミクログリアも抑制し、視床下部SIRT1の活性についても有意に上昇していた。
 乾氏らは、「SIRT1増加作用がグレリン受容体を介している」との仮説を証明するために、③のマウスおよび③のグレリン受容体欠損マウスと、Wild‐typeで六君子湯投与比較試験を実施したところ、受容体欠損マウスのSIRT1は上昇しなかった。
 学習記憶を比較する「受動回避試験」(電気ショックを与え回避する様子を観察する)でも、六君子湯投与群に学習記憶の改善作用が認められ、視床下部への作用との関連が示唆された。
 今後は食欲不振時の食欲増進作用や、カロリーが制限された状態におけるグレリンシグナル増強作用とSIRT1の活性化、延命、健康寿命との関連についても研究を進めるという。

【グレリン】1999年に寒川賢治氏(国循セ)らが、ラットとヒトの胃から発見した成長ホルモン分泌促進物質で、28アミノ酸残基よりなる摂食促進ペプチド。脂肪酸修飾という特徴的な構造をしており、唯一末梢(主として胃内分泌細胞)で産生される。

◆Title
Increased ghrelin signaling prolongs survival in mouse models of human aging through activation of sirtuin1
◆authors
N Fujitsuka, A Asakawa, A Morinaga, M S Amitani, H Amitani, G Katsuura, Y Sawada, Y Sudo, Y Uezono, E Mochiki, I Sakata, T Sakai, K Hanazaki, T Yada, K Yakabi, E Sakuma, T Ueki, A Niijima, K Nakagawa, N Okubo, H Takeda, M Asaka and A Inui
◆Pubmed
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26830139

(詳細は本紙552号に掲載)


    

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